2008年12月02日

自分の人生を「強いリーダー」に委ねてはならない

混沌とした経済状況の中で、どうやら人々は強いリーダーを求めているようである。

まったくリーダーシップを発揮できぬ現首相の率いる現政権の支持率が低迷している。

もちろんリーダーシップの欠如がその唯一の原因というわけではないだろうが、混沌とした時代、先行きが読めない時代には、強いリーダーが求められるのは、歴史を顧みれば解ることである。そういった時代でなければ、良い意味でも悪い意味でも「革命」は起きてこなかったし、革命にはそれを率いる強いリーダーが必ず必要とされる。あるいは現実に革命を率いるかどうかは別として、その革命の強力な象徴が必要とされるのである。

ロシア革命はレーニンを求めたし、フランス革命はナポレオンを生んだ。辛亥革命の孫文や袁世凱。

そしてその革命後の政治はどうであったか。

まったくの悪政であった。

強いリーダーに頼って行われた革命は、強いリーダーの変節(あるいは本質が現れた、とでもいうべきであろうか)、失脚等によって、次の世代には「安定した国家」を受け継いだ人間が「悪政」を行うようになるのである。これはたぶんに権力維持のためである。

あのヒトラーが生まれたのは、大不況のさなかのドイツだった。

日本においても、昭和恐慌のさなかに時の首相を暗殺するという5・15事件が起き、以降軍部による昭和天皇を強力なリーダーとしてのファシズムへと突き進む。

だからこそ、不況は、強いリーダーを求める時代は、危険なのである。

こういう時代だからこそ誰か(強いリーダーや国家・政府)に頼るのではなく、個を確立し、己こそが己自身の強いリーダーとなり、わが道を邁進せねばならないのだ。自分の人生を他(強いリーダーや国家・政府)に委ねてはならない。

で、いったいどうすればよいかだって?

そこでわたしに頼ってはいけないのだ。

自分の頭で、自分の身体で、自分の魂で、答えを模索し続けねばならない。
posted by nasty_habit at 09:58| 兵庫 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 社会・時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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巌喚主人






五百年後必有王者起



Posted by サーハル at 2008年12月03日 02:33
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